公益目的事業第三者評価委員会

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公益財団法人東京都道路整備保全公社
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Tr-mag.公社の事業

Tr-mag.平成23年度 評価対象事業(2)駐車場整備基金果実を活用した助成・支援事業

都内の駐車場問題を解決するため、平成3年に都・特別区の共同事業として「東京都・特別区駐車場整備基金」が公社に設置された。平成15年度末までに190件、436億円の融資斡旋を行ってきたが、平成15年度末に当初の目的は達せられたとして、都区合意により駐車場整備基金は廃止となった。その間の基金の運用果実が約46憶円あり、基金廃止後の平成16年度からは、この果実を活用して、既存駐車場の有効利用策等、新たな駐車対策を23区の協力を得て実施している。

【自動二輪車用駐車場整備助成】

[目 的]
23区内における違法駐車の大きな要因となっている自動二輪車用の駐車施設不足の解消に資するため、自動二輪車用の駐車場や駐車スペースの整備に対し助成を行い、事業者の初期設備投資費用の負担軽減を図ることによる事業支援を行うものである。
[概 要]
民間事業者等が、助成対象地域内において、駐車場を新設、あるいは既設駐車場を改修し、自動二輪車用駐車場・駐車スペースを整備する場合で、
・新たに5台以上整備し、その半分以上が時間貸し
・整備後3年以上の運営
を満たす場合に、駐車場の専用料金精算機・バイク施錠設備・床面破損防止工事等、整備に要する費用の一部を助成するものであり、平成16年度から実施している。 助成金額は1台あたり100千円まで、台数上限は30台まで
[実 績]
①平成23年度の助成実績:8場 10,908千円
 ※東日本大震災発生に伴う駐車場整備の鈍化や節電等の影響により、例年に比べて助成申請が低調であった。 ②効果
平成16年度~平成23年度までに助成した駐車場は138場である。これは、公社で把握している23区内の自動二輪車用駐車場310場の約45%にあたり、民間事業者等の事業参入を促進し、駐車スペース不足の解消に寄与している。
23区内場数 310場
うち助成した場数 138場(44.5%)

【環境に配慮した駐車場整備助成】

[目 的]
緑化や遮熱性舗装など、23区内における環境に配慮した駐車場の整備に対する助成を実施することにより、その整備を促進し、うるおいのある都市環境の再生、ヒートアイランド現象の抑制に資する。
[概 要]
民間事業者・区等が、助成対象地域内において、一定規模の駐車場の新設あるいは既設駐車場の改修にあたり、下表条件を満たす場合に、整備に要する費用の一部又は全部を助成するものであり、平成19年度から実施している。
整備内容 駐車場営業期間 助成金額
エコ照明(ソーラーパネルを利用した照明・LED照明) 整備後3年以上 整備費用の1/2、4,000千円まで
駐車場の緑化 整備費用の全額、2,000千円まで
環境に配慮した舗装(遮熱性舗装・保水性舗装) 整備費用の1/2、2,000千円まで
[実 績]
①平成23年度の助成実績:10場 16,772千円
 (内訳)エコ照明:10件、緑化:2件、環境舗装:1件
※緑化、環境舗装は、エコ照明と重複申請あり。
※平成21年度までの助成実績が低調であったため、平成22年度からエコ照明への助成を追加し対象を拡大したことで助成件数は増加したが、平成23年度は、東日本大震災発生に伴う駐車場整備の鈍化や節電等の影響により、助成件数が減少した。
②効果等
平成19年度~平成23年度までに助成した駐車場整備件数は、41場である。CO2削減、省エネ、緑化、蓄熱・放熱の抑制等に寄与している。
<参考>
・エコ照明について
23年度のエコ照明導入に伴う消費電力削減量は、年間429,840kwh/年であり、50年杉の年間CO2吸収量(14kg/年)に換算すると、11,514本分に相当する。
・舗装について
夏季における昼間のアスファルト舗装の路面温度を10℃以上低減できる。

【自動二輪車駐車場整備助成】

[評価結果一覧]
  公益性 必要性 効率性 実 績 総合評価
5:極めて高い 1人     5:極めて良好 1人 5:極めて良好  
4:高い 4人 4人 1人 4:良好 3人 4:良好 5人
3:普通 1人 4人 3:普通 1人 3:普通  
2:低い     2:不十分   2:不十分  
1:極めて低い     1:極めて不十分   1:極めて不十分  
[委員からのコメント(主なものの要旨)]
  • 現在、自動二輪車駐車場が不足している状況を考えると、今後も駐車場事業者に自動二輪車駐車場の設置を誘導する必要がある。本助成事業は、自動二輪車駐車場の設置、増加を促進させるものであり、公益性は高いと評価できる
  • 今後事業を進めていくにあたり、路上駐車実態調査の結果や各区の交通整備やまちづくりの政策も考慮し、どこまで整備していくべきか検討していくことも必要 である。また、より効率的・効果的な制度にしていくために多角的に必要性を検証し、限られた資源を有効に活用していくことが望ましい。
[公社の考え方・取組みなど]
○自動二輪車整備に対する考え方
 公社が実施した「平成23年度路上駐車実態調査」によれば、自動二輪車駐車場については、23区内の大半の地区で未だ供給が不足している状況にあり、総合駐車対策を推進する公社としては、助成により自動二輪車駐車施設の整備が進み、違法駐車が削減されるなど一定の効果が見られるまで、引き続き支援していきたいと考えています。
○これまでの事業の検証と今後の事業の進め方
 自動二輪車駐車場整備状況、路上駐車実態及び助成利用実績等を踏まえ、今後、現行の助成事業について実施方法等の検証を行うとともに、特別区と協議を行い、必要な見直しを行っていきます。

【環境に配慮した駐車場整備助成】

[評価結果一覧]
  公益性 必要性 効率性 実 績 総合評価
5:極めて高い   1人   5:極めて良好   5:極めて良好  
4:高い 2人 1人   4:良好 1人 4:良好 2人
3:普通 2人 3人 4人 3:普通 2人 3:普通 1人
2:低い 1人   1人 2:不十分 2人 2:不十分 2人
1:極めて低い     1:極めて不十分   1:極めて不十分  
[委員からのコメント(主なものの要旨)]
  • 事業目的と実施している助成内容との関連の明確化を行うとともに、実施方法の効率化を図るなど、見直しが必要である。
  • 助成案件が照明に関するものに偏り、本来目的である緑化や環境舗装の助成件数は少なく、ニーズがあるのか疑問である。事業の実施規模や存続・廃止などの検討を行い、果実残額とのバランスも考慮して、限られた資源の有効活用を図ってほしい
[公社の考え方・取組みなど]
○環境に配慮した駐車場整備に関する考え方
 駐車場における環境対策は、平成19年度策定の都の施策(緑の東京10年計画「すきま緑化」)に位置付けられて以来、先駆的取り組みとして助成を実施してきたところです。現在、「ヒートアイランド現象の抑制」を事業目的として、エコ照明導入、緑化、環境に配慮した舗装(遮熱性舗装・保水性舗装など)に対する3つの助成を実施していますが、エコ照明導入は「CO2削減」を事業目的とする助成事業として明示していきます。
○これまでの事業の検証と今後の事業の方向性
 委員からの指摘を踏まえ、事業の方向性や目的を整理し、現行の助成事業の必要性を検証するとともに、今後の事業のあり方を特別区と協議を行い、必要な見直しを行っていきます。

【満空発信端末設置支援・駐車場名入り案内標識設置助成】

[評価結果一覧]
  公益性 必要性 効率性 実 績 総合評価
5:極めて高い 2人 1人   5:極めて良好   5:極めて良好 1人
4:高い 3人 4人 3人 4:良好 4人 4:良好 3人
3:普通     2人 3:普通 1人 3:普通 1人
2:低い       2:不十分   2:不十分  
1:極めて低い     1:極めて不十分   1:極めて不十分  
[委員からのコメント(主なものの要旨)]
  • 適切な駐車場マネジメントのために、駐車場情報の収集・提供は重要であり、スマートフォンなどを用いた公共サービスの提供は今後、必要性が高くなる。
  • 助成の成果や地区別或いは駐車場規模別の整備目標、達成状況をどう示していくか、検討することも必要である。
[公社の考え方・取組みなど]
○駐車場情報提供の推進及び効果について
 満空情報発信端末を通じて収集された情報は、公社が運営する駐車場案内サイト「s-park」による駐車場空き情報として広く提供されています。また、駐車場案内標識は、目的地近傍における駐車場への高い誘導効果があります。この双方を組み合わせて利用することで、駐車場への誘導に相乗効果があると考えます。
 「s-park」へのアクセス件数は年間約760万件に達しており、また駐車場名入り案内標識を設置した駐車場では、駐車場入口への誘導効果や駐車場利用率が向上していることが報告されています。また、「平成23年度路上駐車実態調査」によれば、違法駐車車両は減少し、駐車場の利用台数は増加しています。
 こうしたことから公社としては、さらに違法路上駐車やうろつき交通の削減に寄与するよう、引続き駐車場情報提供を推進していきたいと考えています。
○今後の事業の進め方
 路上駐車実態及び助成実績等を踏まえ、今後、より効率的・効果的な助成事業のあり方について、特別区と協議を行い、必要な見直しを行っていきます。
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