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道路見学ツアー
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隅田川橋梁(水上バス乗船)と復興記念館見学ツアー

コンテンツ
ツアー実施日 平成29年11月2日(木)
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目的
 (公財)東京都道路整備保全公社では、都内で行う道路建設工事や道路関連施設などを見学する道路見学ツアーを企画・運営し、道路整備や維持管理の必要性をPRするとともに、都民の皆様が道路行政に理解を深める機会を創出しています。
 そのひとつとして、東京都建設局、(公財)東京都公園協会、(公財)東京都慰霊協会のご協力を得て、平成29年11月2日(木)に「隅田川橋梁(水上バス乗船)と復興記念館見学ツアー」を実施しました。
 
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ツアー概要
 このツアーは、隅田川に架かる橋梁群を水上バスで巡り、重要道路施設としての橋梁の構造・歴史等について知っていただき、あわせて、関東大震災からの復興記録等を展示する横網町公園内「慰霊堂」等を見学し、東京の街路・橋梁等を中心とした都市計画の歴史に触れていただくものです。
 隅田川は「橋の博物館」または「橋の展覧会」と言われるほど、様々な種類の橋が架かっています。
 東京都復興記念館は、関東大震災や東京大空襲の惨事を長く後世に伝え、また焦土を復興させた当時の大事業を記念するため、昭和6年に建設されました。館内には、震災及び戦災の遺品、当時の状況を伝える絵画、写真、図表等の他、復興に向けての都市計画道路図面等が展示されています。
※東京都復興記念館は、耐震補強及び改修工事により、平成29年11月1日~平成30年1月3日の期間休館のため、屋外ギャラリーなどを見学しました。
 
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当日の流れ

1.集合・受付

 参加者の皆様には、西新宿に集合いただきました。受付を済ませ、バスに乗って出発です!
 

2.水上バス乗船、橋梁見学

 明石町・聖路加ガーデン前発着場に到着したら、水上バスに乗船です!水上バスでは、「かちどき 橋の資料館」館長から、各橋梁の構造や歴史等の詳しい説明を聴きながら、たくさんの橋を見学していただきました。これらの橋のうち、勝鬨橋、永代橋、清洲橋は平成19年6月に国の重要文化財に指定されています。勝鬨橋は2017年8月に機械遺産にも認定されました。
 
水上バス「さくら」に乗船
水上バス「さくら」に乗船
かちどき橋の資料館館長より説明
「かちどき 橋の資料館」館長より説明
水上バスの中やデッキからの景色を楽しみます
水上バスの中やデッキからの景色を楽しみます
水上バスの中やデッキからの景色を楽しみます
 
 
橋の真下は迫力満点!
橋の真下は迫力満点!
下から見た勝鬨橋
下から見た勝鬨橋
ドイツのケルン市にあった吊橋をモデルにした清洲橋
ドイツのケルン市にあった吊橋をモデルにした清洲橋
デッキから見えるスカイツリー
デッキから見えるスカイツリー
 

3.横網町公園内見学

 1時間程の水上バスからの橋梁見学を終えたら、次は都立横網町公園内の見学です。旧安田庭園の中を通り抜けて、歩いて向かいました。 まず、都立横網町公園内にある東京都慰霊堂にて、東京都慰霊協会の職員より、慰霊堂の建設に係る経緯や設計等について説明していただきました。
 
旧安田庭園内
旧安田庭園内
横網町公園
横網町公園
東京都慰霊協会職員からの説明
東京都慰霊協会職員からの説明
当時の状況を伝える絵画
当時の状況を伝える絵画
 
 次に、外へ移動し横網町公園を見学です。
 公園の木々の紅葉(黄葉)が始まりだした園内で、説明を聞きながら記念碑や庭園、震災記念屋外ギャラリーなどを見学していただきました。
 
東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑
東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑
石原町・緑町震災戦災石碑
石原町・緑町震災戦災石碑
震災記念屋外ギャラリー
震災記念屋外ギャラリー
震災記念屋外ギャラリー
 
 

4.質疑応答・アンケート記入

 全ての見学を終えた後、東京都慰霊堂にて、アンケートにご協力いただきました。そして、バスで西新宿まで戻り、解散いたしました。
 このツアーでは、抽選で当選された総勢32名の方々が参加されました。水上バスでは、震災復興事業と橋梁の関わりや、各橋梁の歴史を学びながら、水辺の景色を楽しんでいただきました。
 横網町公園では、職員の説明に熱心に耳を傾け、関東大震災及び東京大空襲の惨禍や、後世に記録を残すことの重要性について理解を深めている様子でした。
 
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ツアーをもっと知るには?
 なお、本ツアーの詳細につきましては、平成30年2月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.50号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーはコチラをご覧ください。