「夢のみち」2018親子体験ツアー　私たちの安全を支える交通標識のふるさと「標識工場」見学ツアー

1. 目的

　（公財）東京都道路整備保全公社では、都民のみなさんが、道とふれあい、道に親しみをもち、道が日々の生活に身近な施設であることを実感していただくために、「夢のみち」事業を実施しています。
　この事業の一環として、一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会の協力を得て、平成30年7月31日に「夢のみち」2018親子体験ツアー「標識工場見学ツアー」を実施しました。

2. ツアー概要

　このツアーは、道路標識を製作している工場を見学いただくものです。
　道路標識は、道路利用者に対して、地理の案内や道路の警告、規制などの情報をお知らせし、わたしたちの安全を支えています。このツアーでは、道路標識の生産工場や道路標示施工実演を見学しました。

3. 当日の流れ

①集合・受付

　参加者の皆様には、西新宿に集合していただきました。受付を済ませ、大型バスに乗って出発です！  

②道路標識の概要説明

　見学会場となる工場に到着すると、玄関ではウェルカムボードがお出迎えです。２階のホールに集合し、公社職員及び一般社団法人全国道路標識・標示業東京都協会会長からの挨拶の後、同協会職員の方から、道路標識についての説明がありました。  

③展示室見学

　説明の後、2班に分かれて、展示室、標示施工実演、基盤工場、標識生産工場を見学します。
　まず、展示室では、実物大の道路標識、道路面の標示材料のサンプル、夜間でも点滅するソーラー式標識などをご覧いただきました。そして、この道路標識などが、夜間や雨の時にどのように見えるかという実験も見せていただきました。　

④標示施工実演

　ここでは、道路面に白線などを引く実際の作業を見ていただきました。形の変わったものは型紙を用意して機械で上から材料を噴射して、はがすと出来上がります。

⑤基板工場、標識生産工場見学

　基板工場では、軽いアルミ板を材料とした基盤 (標識版)を加工・組立て、風や衝撃にも強い標識板を作ります。
　次の標識生産工場では、設計されたデータに基づいて、文字や図形を裁断し、標識板に貼り付けて「道路標識」が出来上がります。

⑥質疑応答・アンケート記入

　全ての見学を終えた後、ホールに戻り、質疑応答とアンケートにご協力いただきました。「製作する時間や料金はどのくらいかかるの？」「一番多い標識は？」「個人で標識を買えるの？」などの質問がありました。最後に玄関前に全員集合して記念の写真を撮りました。  

4. ツアーをもっと知るには？

なお、本ツアーの詳細につきましては、平成30年11月1日発行予定の当公社広報誌「TR-mag.53号」に掲載する予定ですので、そちらをご覧下さい。「TR-mag.」のバックナンバーはコチラをご覧ください。